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西と思ったら東に行けば間違いない
自分が楽しんで書いてますが皆さんも楽しんで頂けると望外のよろこび
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9/30
この最後に出てくる動画がすごい好きでたまらんデイリーポータルZ『ティッシュを投げる』



2011/10/20(木) 23:16 つれづれ
秋の読書感想文(へさべさ
秋です!読書の秋です!!という訳で
昨日買った本は遠藤周作の『王国への道』
病院の待合で8割読んでたが、ので残りの2割を追い込みで本日読み終わりました
なんちうか。
すごい簡単にまとめると、安土桃山…の頃になるのか
その当時のキリスト教を迫害し始めた日本で
これではいかん!キリスト教とは!!の使命を胸に日本を出る人と
キリスト教とか全然関係無くただ単に日本から出て行って一旗揚げたるでの人と、
その2人の軌跡を追う話だと言ったらなんだか違うようなあってるような。うう
特に前者のキリスト教徒の人は最終的には日本に戻るんですが
ナゼあろう…母国で迫害されているまあ言ってみれば同志のために、
戻ったらどんな目に遭わされるか分かっててなおでも戻る。と。
一旗の方の人は(どっちかっちうとこっちの人がメインで話が進むが)
タイのアユタヤで出世してそこの王女に惚れたりとかして、
いつかあの傲然とした王女を抱いてやるよとか思いながら
周りの皆にも慕われながら王宮に入り込んで行って
そこの摂政がどうも食えないやつのようで。
こうして観ると冒険活劇っぽいんですが
じっさい途中まではそういう印象だったんですけども
それでも段々と、
いい人でだけではいられないんだよねみたいな感じになって
出世の道の過程に於いては見捨てざるを得なかった同僚(?)の、
残された家族(娘)の面倒を見るんだけど…
その娘も一切感情を出さない、どう考えてるのか分からない描かれ方をしてあって
周囲の人から見れば「まるで兄妹のようね」だったりもするんですけども。
そんで王女の周辺にもまあイロイロとあったりしつつ
最終的には摂政と対決するんですが…

キリスト教の人もイロイロと、
日本人だからと扱いが軽かったりなんだったりで大変な目に遭いながら
それでも信仰を捨てずにむしろ強くしながら
前述の様に最後は他の神父とかといっしょにコッソリ日本に戻るものの。

ココから結末ネタバレ
でもこの話は結末を知ってない方が面白いと思うので、
(まあどの話でもそうなんでないかというエヘヘ)
つづきに書きましょう!本日はパソコンから更新しているからです!!
ちなみにこの2人は実在で史実が基になってるという事でした
まあ多少は物語的な脚色もあると思うが、というか
この2人最初と間と最後に会った話になってたが
じっさいは接触した様子はなかったとかで。その辺はフィクションだけど
あとはほぼノンフィクションです。と言った様な事が解説にあったよ。





若干改行




反転ありがとうございます!見つけたあなたにtoitoitoi!



でも結末は非常に厳しいもので、結構気が滅入るというかなんちうか
やりきれんなあ…と思うけどそれでもよければ



…という事で
惚れた王女に頼まれて、
黒幕の摂政(※この人のせいでいろんな人が殺されてしまう)と対決したものの
むしろその「王女の頼み」自体が罠だったとその場で摂政から知らされて、
つまりは王女はアンタの事を全然信じてないんだよ残念だったね…と
そこで心が折れてしまい大怪我を負って一旦戻るけど
最終的にはそこで、一緒に暮らしてた元同僚の娘に一服盛られて
ああ、お前も自分を裏切るんだな…と打ちのめされて死ぬという
一旗の人はそういう結びでした。

もう1人の、キリスト教の人は
キリスト教弾圧の日本に戻って役人に捕まって、
他の仲間が厳しい拷問に耐えかねて棄教を誓う中で
自分だけは絶対に転ばないと頑強に主張して
結局死刑にされる訳ですが、
役人達が余りのひどさに今棄教を誓えば助けてやるぞと
むしろ棄教してくださいと言うのも耳を貸さず、
最後までキリスト教徒であったまま果てた。…と。

なんかこう
最後はスカッと摂政を打倒して王女とも和解して、
且つ面倒見てた娘も最後には心を開いてくれましたよみたいな
…でもそうはならないだろうなあ。とか覚悟はしつつ
ソレまでが活劇風だっただけに、なんちうかショックだった
とは言えキリスト教の人だって厳しい結末だろうなとは思ったのだが、
棄教してもしなくても、
もしや見つからずに山奥で隠れとして生活したとしても
どうあっても明るいハッピーエンドです☆とは、
特に当時の日本ではなり得なかった訳なので。
ロビンフッドもこんな感じだったなとか思ったんですが
アレもラストの転げ落ち加減が凄くてそれまでの楽しいアレが全部吹き飛んでしまった
でも、でもー…。
だからってこう。まあ今回の場合は
摂政腹が立つ!!とか
娘裏切りやがって!!とか(裏切ったというよりは結局は復讐した訳だが…)
そういうのよりはむしろ、もうほんとにやるせないなあ~…とそんな感じ
ロビンフッドもそうだったのだが
アレは恋人が死んでガックリ来てる所を尼さんに騙されてトドメを刺されるみたいな
でも本人は非常に静かに、恋人の幻影を見てその名前を呼びながら
そんで仲間に看取られながら死んでいくので、
もう何とも言えん悲しさがねほんとにもう。
一旗の人はそういうのではなかったが…
王女に騙され、摂政にも完全に負けた形で
挙句娘も結局は心を閉ざしたままだった訳で心身コテンパンにされて死ぬ訳ですが
でもソレをぼんやりとながら見越してた様な、
運命だったっちうか。
そういう描写でもあったので(という風に読んだって事です自分は)
一方でキリスト教の人は最後まで自分の信念を貫いて壮絶に殉教した訳で、
まあでもそれも救いとはまた言えないんだけど…。

もう一度読み返したいのだが、ちょっと今は無理な感じですな
結末を知って読むと見方が変わるかもしれないけども。